体外受精の治療(2)卵胞を育てる
こんにちは、konasuです。
先日の受診時に、エコーで卵胞の大きさを確認してもらいました。
注射の効果で卵胞がたくさん育っていて、少し安心しました。
採卵には11mm以上の卵胞が必要なようです。
その日は10mm前後の卵胞が5つほどありました。
あと2日ほどでその子たちを11mm以上に育て、再度受診して卵胞の状況を確認してもらい、予定通りうまくいけばその2日後に採卵することになりました。
なので2日後の受診日とその2日後の採卵日に、有休を取る必要があり、職場にメールしました。
職場の人には体外受精のこと、伝えたほうがいいのかどうか、悩みます。。
このように急に休むことが続くと、その理由を知っているのと知らないのとでは反応が違ってきますよね。
そして先日の受診から2日経った今日、受診してきました。
11mm以上の卵胞が、右の卵巣には11個ほど、左の卵巣には6個ほど育っていました。
よかったよかった。
エコーでみる卵胞が愛しく思えてきます。
そして今日の21時半に排卵誘発の自己注射をして、36時間後の2日後の朝に採卵することになりました。
先日の受診時に、採卵予定日をどのあたりにするか、都合の悪い日などを聞かれ、日程を調整しました。
先生から指定された採卵に適した日は、夫は義父と一泊で義父の実家へ墓参りへ行く日でした(義父母は私たちの家の近くに暮らしていますが、義父が生まれ育った実家は今住んでいる地域から飛行機で1時間ほど離れたところにあります)。
採卵手術は朝なので、夫には朝イチで出すもの出して墓参りへ行ってもらうことにしました。
なんでこのタイミングで墓参りかと若干イラッとしましたが、仕方がない。
義父の田舎の相続問題やら、義母の介護問題(パーキンソン病)やら、色々と状況は複雑なのです。
みんなそれぞれに様々な事情を抱えて生きていることを思うと、私の置かれている状況はまったくちっぽけな問題に思えてきます。
ありのままの状況を受け入れて、今ある環境に感謝しながら前向きに、一歩ずつコツコツとクリアしていこうと。
私は特に、体外受精をする状況に対しては全く引け目を感じたことはなく、むしろ有り難い時代だなと思っています。
不妊治療が一般的になっていて周りに理解が得られやすくなり、医療技術も向上し、保険適用され医療費の負担も軽減されました。
不妊症でも子どもを授かれる可能性が高くなったことは、この時代にそして日本に生まれてよかったなと思います。
何で子どもが出来ないのかは、考えてもわからないことなのでそこでくよくよしても仕方ないし、むしろ体外受精で子を授かれるならそっちの可能性を前向きに捉えたい。
今はそう思っています。
もちろん今までの妊活の過程で、子どもができない自分を責める気持ちになったこともありますが、今となっては答えのないことを考えることに時間を割くことは極力しないようにしています。
精神衛生上、その方が気持ちも楽になります。
養老孟司先生のYouTubeで、「暇人は余計なことを考える」と仰っていました。
確かにあれこれと答えのないことを考えている時は、時間的に余裕がある時が多い気がします。
今はバタバタとした毎日を過ごしているので、余計なことを考える余裕がない状況にあることは、精神的に助かっています。
一方で、仕事のストレスが不妊に影響する場合もあるのでどちらがどうとは言えないですが、とにかく心に負荷を与えないように過ごしたいところですね。
卵胞の育ち具合の話から大きくそれましたが、まずは明後日の採卵手術まで穏やかに過ごしたいと思います(仕事関連のやることは山積みですが、、、)。
引き続きよろしくお願いします。