アラフォー共働き夫婦の妊活ブログ

私36歳、夫40歳。顕微授精を経て妊娠8週5日で心拍停止を確認し自然流産しました。不妊治療の過程や現在の状況、仕事との両立についてなど綴っています。

体外受精の治療(3)採卵手術、そして採卵の結果

こんばんは、konasuです。

本日、採卵手術を行いました。 

 

昨晩の22時以降から絶飲食で、今朝を迎えました。

少し怖くてドキドキしていました。

夫の準備で時間が少し押しているのが気になりましたが、焦らせて精子が採取できなくなると困るので、気にしていない風を装いました。

夫と一緒にクリニックまで車で向かう道中、私は手術の緊張よりも、指定された時間に間に合うかどうかの焦りがあり大人しくなっていました。

夫は、私が緊張で大人しくなっていると思い私の手を握り「リラックスしてね」と。

思わず私は「あなたの準備で時間がギリギリになって焦ってるのにリラックスなんかできない」と言うと、夫は笑っていました。

夫とのそんなたわいも無いやりとりがあったので自然とリラックスできていたのかもしれません。

 

 

そして指定された時間丁度に到着し、奥の部屋に通され、手術着に着替えてベッドの上でしばらく待っていました。

夫はクリニックで待つことは出来なかったので、そこでバイバイしました。

一人で手術を待つ時間が一番ソワソワしていました。

そしてベッドの目の前にある手術室へ移動し、分娩台のような台に座り、看護師さんの言われるがままに動作し、着々と準備が進められていきました。

眼鏡を外されたので視界がぼやけて視覚情報が入ってこないのは助かりました。

手足をベルトで締められ、どんな体勢になってるんだろう、、と自分の姿を想像したり。。

膣内の消毒が始まり、器具の音や感触が少し怖くて、早く静脈麻酔で眠らせてほしいなと思っていると、麻酔注入が始まりました。

看護師さん達と一緒に声を出して数字を数えていきました。16くらいまでは言った記憶があります。

 

目が覚めると、まだ処置中で何をされているのか分からないけれど鈍痛を感じました。

意識が朦朧としていたので「ゔぅ〜」とか声にならない声を出していました。

もう少し長めに麻酔で眠っておきたかった。。

 

ネット情報によると、麻酔なしで手術するクリニックもあるようでした。この痛みと恐怖を感じながら手術するなんて、恐ろしすぎる。。私には無理だ。

 

目が覚めてから1〜2分ほどで手術がおわり、手術時間は30分ほどでしょうか。

ナプキンがセットされたサニタリーショーツを履かせてもらい、看護師さんに支えてもらいながらベッドへ移動しました。

左右の卵巣あたりが痛くて痛くて、寝ている体を横向きにすることができませんでした。

気分が悪く、痛みがあることを伝えると、しばらくすると痛みが引いてくるといわれ、少し耐えていました。

痛すぎて寝ることもできず、ずっと「イダイ〜」「ゔぅ〜」と声を出したり、膝を曲げたりして痛みを和らげようとするも、痛みが軽減することはなかったです。

40分くらい耐えたところで、再び看護師さんが様子を見に来てくれたので、痛みを伝えました。

ロキソニンの錠剤か坐薬があり、坐薬の方が効きが速いようなので、坐薬にしました。

しばらくすると少しマシになってきたので、はじめから坐薬入れさせてもらえたら良かったなと。。

 

術後1時間ほど経った頃、旦那さんが来られたので入ってもらいますね、と看護師さんに声をかけてもらった後、なぜか涙が出てきました。

夫がいる安心感からだと思います。

痛みと涙で話せなかったので、しばらく私の手を握ってくれていました。

夫の存在がありがたかった。

夫に手術の様子をぺちゃくちゃおしゃべりしていると、少し痛みも和らいできました。

 

そしてベッドで寝たまま採卵についての説明を受けました。

結果として採れた卵子は4つでした。

あんなに沢山卵胞が育っていたのになぜ4つだったのかと質問しました。

卵胞が育っていても卵子がなくて空っぽだったり、卵胞の内膜にくっついたままになっていると採れないらしいです。

そして精子の運動率が低く体外受精できる量が採れなかったので顕微授精になるとの説明がありました。

1週間前の精子検査ではすごく良い状態だったし、この一週間は気をつけて体調管理をしながら過ごしていたのに。

そんな事があるんだ。。。

 

私は卵子のこと、夫は精子のこと、それぞれに少しショックを受けていました。

2人とも準備は万全だったので何をどうしたら良かったのか。。

 

とにかく、顕微授精で受精が成功すること、そして受精卵の胚培養がうまくいくことを祈るしかない。

 

 

神のみぞ知る運命ですね。

ほんとに体って色々と予測できないことが多くて、その結果に一喜一憂してしまいます。

優しいお父さんと楽しいお母さんが待ってるから早くおいで〜!

 

 

そして念のためロキソニンを処方してもらい、帰路につきました。

 

 

私は軽く昼ごはんを食べて抗生剤とロキソニンを飲み、パジャマに着替えてベッドでごろごろ。

そして夫は義父の田舎へ旅立ちました。

 

ゆっくり休み、夜になるとお腹の痛みもほぼなくなってきました。

 

 

採卵の様子は以上になりますが、準備について気づいたことがあったので以下に書き留めておきます。

 

◯準備について

ノーメイク、コンタクトを外して眼鏡、髪をまとめるゴム、サニタリーショーツ、夜用ナプキン、靴下、術後の飲み物

 

術後はふかふかの布団で横になりましたが少し体が冷えました。カイロや湯たんぽがほしい、、と思ったので、次に採卵する時があれば、カイロを持参してベッドに置いておこうと思います。

 

服装はお腹の締め付けがない方がいいかなと思い、ゆったりとした、すっぽり頭から被って着るタイプのニットワンピースにしました。

UNIQLO×マメクロゴウチの3Dニットワンピースです。

術後はお腹が痛いので、着衣が簡単なワンピースにして正解でした。

 

飲み物は水筒に水を入れて持っていきましたが、体を温めるためにも、お気に入りの紅茶を持って来れば良かったなと思いました。

 

 

 

明日の午前中に電話で受精状況の確認ができるので、かなりドキドキしています。

上手くいくことを祈りながら早めに休みたいと思います。

 

一歩一歩ですね。

 

引き続きどうぞよろしくお願いします。