こんにちは、konasuです。
8月末から体外受精の治療を始めて、卵巣刺激の自己注射や採卵手術、顕微授精を経て、10/3に胚盤胞移植(5AA)を行いました。
そして胚移植後から9日目の昨日が妊娠判定日でした。
仕事を終えて、夫と一緒にクリニックへ向かいました。
採尿・採血を終えて待っている間、なぜかマイナス思考が押し寄せてダメかもしれないなと不安がよぎり、妊娠していた場合と妊娠していなかった場合の、2パターンの質問をそれぞれいくつか考えていました。
ようやく名前を呼ばれて診察室へ入り、固唾を吞んで先生の発する言葉を待ち構えていると、先生から血液検査の結果が記入された紙を渡され、「妊娠の反応が出ていますね」と。
思わず「良かった〜」と吐息混じりの声を発した後、目に涙が浮かんできて、堪えきれずに大粒の涙がボロボロこぼれてきました。
この数ヶ月の出来事の情景が頭の中をよぎり、張り詰めていた気持ちが安堵して一気に緩んだのだと思います。
先生も看護師さんも優しく声をかけてくださり、ティッシュを差し出してくれました。
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BT9 4w0d
妊娠判定:陽性
HCG:108.3
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このHCGの数値は大丈夫なんですか、と聞いたところ、しっかり妊娠反応が出ているから大丈夫ですよと言っていただきました。
それでも不安で調べてみると、このようなブログを発見しました。
妊娠判定日のHCG値とその後の継続率を示しているものです。
なんとかギリギリ100を超えてくれていたので、まずは安心していいのかな。
夫の顔を直接見て伝えたかったのでLINEでは伝えず、診察を終えてからクリニックの近くで待っていた夫の元へ急ぎました。
半泣きになって伝えたので、夫はダメだったのかと思った〜と安堵しながら喜んでいました。普段はクールな夫も喜びを噛み締めているような表情で、目にきらりとしたものが一瞬見えた気がしました。
純粋に嬉しい気持ちがある一方で、これからいくつもの壁を越えなければいけないことを考えると、まだまだ心底喜べない気持ちがありました。
しかしそれを母に伝えると、「今喜ばなくてどうするの、喜んでいる気持ちが赤ちゃんに伝わるのよ」と言われ、まだ伝わらないでしょとツッコみながらも、確かにそうだなと考えさせられました。
不安はつきものだけれど、素直に受け止めて、今この瞬間の喜びを感じて幸せな気持ちでいようと思います。
そんなことを考えていたら、マザー・テレサの名言を思い出しました。
「今、この瞬間を幸せでいましょう。それで十分です」
生命の奇跡の積み重ねと多くの人の支えによって、ここまでこれたことに感謝しながら、幸せな気持ちでいよう。
妊娠判定日は治療お疲れさま会をしようと夫が言ってくれていたので、行きつけの焼肉屋で「お疲れさま、そしておめでとう、良かったね」と乾杯をしてきました。美味しいお肉を食べながら、膣坐薬から解放されるのが嬉しい〜、自己注射も頑張ったね〜などと、この数ヶ月を振り返っていました。
体外受精の治療を始めた8月末から短いようですごく長かった約2ヶ月。
夫婦ふたりとも頑張ったけど、たまごちゃんもよく頑張ってくれました。
妹も喜んでくれていていて、「今泣きながら仕事してる」とLINEをくれました。笑
父と兄はまた今度でいっか。笑
そして今週末には夫の実家へ行き報告することに。お義父さんもお義母さんも喜ぶだろうな〜。お義母さんのパーキンソン病の症状が良くなるんじゃない?などと夫婦で話しながら、昨晩はほのぼのした時間を過ごしました。
妊娠判定を終えて一夜が明け、私の心とリンクしているような気持ちのよい爽やかな秋晴れの朝を迎えました。私のお腹に生命が宿っているのかと思うと、私一人だけの体ではないことを実感します。気を引き締めて気を付けながら、穏やかに健やかに毎日を過ごしたいと思います。
初めての体外受精の治療は何もかもが不安で、一連の流れやその時の気持ちを記録しておきたくてブログを始めました。その中で、私と同じタイミングで治療をされている方や、治療を経て妊娠・出産されている方など、様々な方のブログを通して励まされ、勇気づけられました。またこのブログを読んでくださっている方がいることが、とても心強かったです。ありがとうございました。
これからがようやくスタートで、まだまだ不安はつきものですし、初めてのマタニティライフで分からないことだらけなので、皆さんのご経験を参考にさせていただきながら、引き続きブログを更新していきたいと思います。
そして最後に、、、
今まで何度も妊娠検査薬に凹まされてきたので、一度2本線を見てみたく、昨日の妊娠判定後にわざわざ妊娠検査薬を買い、今朝検査をしてみました。
おお!こんなにくっきり2本線が出るんだ!と念願の2本線に夫と感動しながら再び喜びを分かち合いました。
長くなりましたが、読んでくださりありがとうございます。
これからも、引き続きどうぞよろしくお願いします。