アラフォー共働き夫婦の妊活ブログ

私36歳、夫40歳。顕微授精を経て妊娠8週5日で心拍停止を確認し自然流産しました。不妊治療の過程や現在の状況、仕事との両立についてなど綴っています。

1回目の体外受精(顕微授精)でかかった費用について

こんばんは、konasuです。

 

これから体外受精を始められる方は一体費用はどれくれいかかるのか、既に治療されている方は他の人がどれくらいの費用がかかっているのか、気になるところだと思います。

 

今までの経緯
2022年8月から体外受精にステップアップ。顕微授精を経て、2022年10月に胚盤胞(5AA)移植を行い一卵性の双子を妊娠しました。一人は成長できずバニシングツイン、もう一人は妊娠8週5日で稽留流産となり、その18日目後に自然流産しました。12月は心身の回復のため仕事をお休みし、2023年1月より職場復帰。現在は採卵周期で自己注射と格闘中。

 

2022年8月から体外受精を始め、右も左もわからずに手探りで色々な情報を集めてきました。

 

人によって治療内容は異なりますし、給付金も人それぞれなので、一体自己負担額がどれくらいになるのか、調べてもあまり情報が出てきませんでした。

総額費用はどれくらい?給付金はどれくらい?給付金を差し引いた自己負担額はどれくらいになるのか、、ウン十万単位で飛んで行くのだろうな、、と漠然と想像するしかなかったです。

 

治療内容や年齢によっても異なりますが、一事例としてご参考にしていただければと思います。

 

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2022.8〜12

18回通院

 

医療費:210,000円

血液検査や診療費等、

採卵(手術)1回、顕微受精(手術)、胚移植(手術)1回、自然流産後までの支払合計

 

給付金:250,000円

・生命保険(民間) 60,000円(手術20,000×3回)

・団体保険(職場の共済組合)100,000円(採卵手術のみ)

・高額療養費 30,000円

・一部負担金払戻金 60,000円 (←謎の払戻金)

 ※生命保険の保険料 月6,000円

 ※団体保険の保険料 月1,200円

 

自己負担額:-40,000

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◯医療費について

まず医療費についてですが、赤ちゃんの心拍停止を確認してから自然排出後までの診察料は500円以下だったため、費用としてはほとんどかかっていません。

医療費210,000円は、体外受精の治療開始から妊娠8週目(妊婦検診になる前)までにかかる費用としてみていただければと思います。

 

2022年4月から不妊治療が保険適用になったとはいえ、ひと通りのプロセスを踏むと20万はかかります。

保険適用になっていなければ約70万の支払いでした。。ヒェ〜〜

不妊治療の保険適用(年齢や回数の上限はありますが)を実現化してくれた菅前総理に大感謝ですよね。

非常に大きい功績を残してくれたと思います。

 

◯生命保険について

不妊治療を始める前に友人から、生命保険に入っていると不妊治療で行う手術費の給付金(1回の手術につき5万円)が出てウホウホである、と聞いていました。

 

実は私はかなり無頓着で民間の生命保険に加入していなかったのですが、いい年齢になり今後の健康面での備えと、友人からの話を聞いて少しでも不妊治療の自己負担を少なくなるようにするため、治療開始前に民間の生命保険に加入することにしました。

内容検討をした結果、10年間は内容を変えられずに支払い続けるので、長い目でみると月々の支払いを極力抑えた方がいいということと、

夫が職場の共済組合の団体保険に加入しており、配偶者枠で私の分も加入してくれているので、私個人で加入する民間の保険は最低限のプランでいいだろう、

と考えて月々保険料が6000円のプラン(1回の手術につき2万円の給付金が出る)に加入しました。

 

私の知人や友人は保険料を月々1万5千円ほどは支払っているようですし、ネット検索で出てくる30代の女性平均支払い金額と比較すると、私が加入した保険プランは安い方だと思います。

 

◯給付金と自己負担額について

給付金だけでなく、高額療養費の支援や払戻し金があり、想定していた以上にお金が戻ってきたため、今回の治療費は自己負担がなく給付金で賄えることができました。

自己負担額は黒字となりましたが、私は全くウホウホ状態ではなく、妊活サプリの購入や通院時の駐車場代などの細々とした支出を考えると収支は相殺されたかたちとなりました。

 

 

 

以上、1回目の不妊治療のひと通りのプロセスで要した費用をご紹介しました。

ご参考程度にとどめておいていただければと思います。

 

 

konasu