アラフォー共働き夫婦の妊活ブログ

私36歳、夫40歳。顕微授精を経て妊娠8週5日で心拍停止を確認し自然流産しました。不妊治療の過程や現在の状況、仕事との両立についてなど綴っています。

【BT35/7w5d】バニシングツインを告げられて

こんにちは、konasuです。

 

前回の診察時に、胎嚢が2つあり、双子ちゃんだということがわかりました。一つの胎嚢の中のあかちゃんは心拍が確認でき、もう一つの胎嚢は小さくて中が空っぽに見えました。

先生に、この小さい方の胎嚢は消失していくかもしれないけれど、次回の診察までに成長するかもしれないのでもう少し様子をみよう、と言われていました。

▼前回のブログ

konasumi.hatenablog.com

 

知りたいような、知りたくないような気持ちで、診察に行ってきました。

前回あった小さな胎嚢は、やはり小さいままで中には何もみえませんでした。

成長していないようだね、とバニシングツインであることを先生から告げられました。

微かな希望は持っていたけれど、やっぱりそうか、、と。

もう一つの胎嚢の中の赤ちゃんはしっかり成長していますよ、と言ってもらい、心拍もまた聞かせてもらいました。

 

妊娠初期で起こるバニシングツインは、母体やもう片方の赤ちゃんには影響がないとのこと。そして、エコーの性能も良くなっていることと、不妊治療のため早い段階から診察していることで、バニシングツインが確認できてしまっているけれど、知らない間にバニシングツインが起こっていることはよくあることだと、先生から説明がありました。

その胎嚢は母体に吸収されたり、もう一人の子の出産時に胎盤にくっ付いてでてくる場合もあるようです。

 

診察室では冷静を保って先生の話を聞いていましたが、診察室を出た瞬間に堪えていた涙が溢れてきました。

お腹に宿った二つ奇跡、その二人を元気に産んであげたかった。。

 

涙が止まらないまま、病院の外で待っている夫の元へ向かい、驚いている夫に泣きながら説明をしました。

夫はその現実を静かに受け止め、その分もう一人の子が頑張ってくれるんじゃないかな、と。

うん。そう信じたい。

 

ここ数日は、成長できなかった子を想うと涙が止まりませんでした。短い期間だったけれど私の元に宿ってくれたこと、そして双子ちゃん!?とワクワクさせてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。またいつか、私の元に戻って来てくれることを信じたいです。

もう一人の子がいま一生懸命に成長してくれているのだから、私が悲しみ過ぎるのはよくないなと、気持ちを前向きに切り替えなきゃ!と思って過ごしています。

強い母になるべく、私も日々成長です。

 

生命は奇跡の積み重ねであるということを不妊治療の過程で常々感じていましたが、今回もまたそれを実感しました。

子を授かるって、本当にすごいことですね。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

konasu