【BT42/8w5d】心拍停止で流産しました
こんにちは、konasuです。
妊娠8週5日に、お腹の子の心拍が止まりました。
8週目に入り、ようやく妊娠3ヶ月だな〜と思っていた矢先に、茶色いおりものが出てきて気になっていました。
ちょうどそのタイミングでクリニックの看護師さんから用事で電話があり、茶色いおりものが出ていて不安であることを伝えてみると、心配ないとのことで、腹痛を伴う出血や、鮮血の出血があれば電話ください、と言われました。
その2日後、8週2日目のことでした。
朝から腹痛があり、あれ?痛いなぁ、お通じが悪いからその痛みかな?我慢できるし、しばらく経つと治るかな?と仕事へ向かいました。
片道1時間弱の車通勤で、その間ずっと波状的な腹痛があり、子宮の痛みであることを確信しました。
到着し、駐車場から職場まで歩いて向かっている途中、何かが出てきた感じがあり、すぐにトイレに向かうと鮮血の出血がありました。
クリニックに電話をすると、クリニックへ来てくださいと言われました。
その日は私がメインで担当している業務があり、早退しづらかったのですが、唯一妊娠していることを伝えていたチームリーダー(男性)に状況を話すと、その業務は僕が代わりにするから早く帰った方がいいと言ってもらい、すぐに帰らせてもらいました。
突然のことで気が動転してしましたが、帰宅途中の車中で赤ちゃんがんばれ〜と何度も言っていたと思います。
クリニックへ到着し、診察室へ通されて状況を伝え、エコーで診てもらいました。
一週間前に診察した時より少し大きくなっていて、「あ、赤ちゃんいる、よかった、、」と少し安堵しましたが、先生から「心拍がかなり弱くなっていますね」と。
確かに心臓の動きが小さくなっていましたが、一生懸命に心臓が動いている我が子が目の前のエコー映像に映っているので、まだ大丈夫だと思っていました。
その後、先生から以下のように説明がありました。
「バニシングツインで育たなかった胎嚢が子宮外に出ようとして、それにつられてこの子もしんどくなってしまったのかもしれない。
もしくは、この子自体に染色体異常があったのかもしれない。
突然のことで受け入れられないかもしれないけれど、、残念だけど、難しいと思います。
また週明けに来てください。自然に流れるかもしれないので、その場合はすぐに連絡をして来てください。」
先生からこのような事を言われ、流産だということがすぐには理解できませんでした。
だって、まだ心臓動いているのに。。
「今後、心拍が正常に戻ることはないのですか。」と、ぼろぼろと涙をこぼしながら聞くと、「はい、、難しいと思います。」とのことでした。
頭が真っ白で、状況を理解するのに時間がかかりました。
会計を済ませてクリニックを出たら、心配で駆けつけてくれた母の姿があり、その瞬間、堪えていた涙が堰を切ったように溢れ出してきました。
夫は仕事のため電話で伝えましたが、かなりショックを受けている様子でした。
起きていると涙が止まらなくて、現実から離れたい一心で眠りにつきました。
夜、帰宅した夫がこちらに駆け寄り、私をギュッと抱きしめました。その胸の中で、私は声をあげて号泣しました。
一週間前は、心拍数も問題なく元気に成長している様子だったのに、なんで、と現実を受け入れることができませんでした。
その時は、もしかすると心拍が復活するのではないか、と淡い期待を持ちながら「8週 心拍 復活」と検索魔になり、微かな希望を信じることしかできなかったです。
その翌日は、大学での授業があり、どうしても休講にすることができなかったので、仕事をしてきました。授業中は集中しているので頭が切り替えられていましたが、授業後にふと我に返りお腹の子を思い出すと辛くてしんどかったです。
一週間前に先生から、母子手帳をもらってくるよう指導があり、先日取りに行っていたのですが、一度も使うことがなかったその母子手帳も、赤ちゃんの成長を見るスマホのアプリも、全てが空虚なものと化しました。
まだお腹の中で、一生懸命に心臓を動かして生きようとしてくれているのかもしれない、そう思うとまだ諦めきれなかったのですが、時間が経つにつれ淡い期待を抱く方が辛くなってきました。
出血が続いていたので、いつ赤ちゃんが出てきてお別れになるのか、お腹にいるこの子とまだ一緒にいたい、お別れしたくない、身を引き裂かれる辛さが増していきました。
そして週明けにクリニックへ行き、エコーで確認すると、赤ちゃんの心拍は停止しており、そこでようやく「あぁ、もう本当にダメなんだな」と現実を受け止めました。
心拍が確認できなかったことに対して、先生も「はぁ、、止まってしまったね、、」と一緒に落ち込んでくれて、「今回は残念だったけど、妊娠ができる体だってことがわかったからね、また次も頑張りましょう」そう言ってもらい、少し救われた気持ちになりました。
なるべく自然流産の方がいいとのことで、1〜2週間経過観察となり、2週間経過しても自然流産しない場合は手術をすると言われました。
妊娠判定日に妊娠が分かり喜んだ日からこの1ヶ月間、ジェットコースターのような日々でした。
義母の死、双子の片方が成長できなかったこと、そしてこの子の流産。
何でこんなにも私たちを苦しめるのだろうか、神様や仏様なんていないのではないか。ご先祖様は全然守ってくれないじゃないか。そう思いました。
では何でこの子たちは私の元に生命を宿してくれたのだろうか。
短い短いいのちは何のためにあったのだろうか。
決して私たちを苦しめるためではないでしょう。
義母に妊娠していることを伝え、幸せな気持ちで安らかな眠りにつかせてあげることができたことや、
突然の義母の死に対して、お腹の子たちがいるから乗り越えられたことを思い返すと、この子たちのおかげで私たちの心が救われていた気がします。
この子たちは、そのような役割を持って私の元に宿ってくれたのだとしたら、その役割を全うしたのだと思います。
短い期間だったけれど、母にしてくれたことと幸せな1ヶ月を過ごせたことに、ありがとうという気持ちでいっぱいです。
身を引き裂かれるような思いでとても辛くて悲しくて、どん底のような日々ですが、せっかく私の元に宿ってくれたこの子たちのいのちを意味のあるものにしたい、そう考えることでほんの少し前を向けるような気がします。
また、妊娠できることが分かったと先生が言ってくれたように、それも一筋の希望です。
次の胚移植もこわくて不安で仕方ありませんが、この子たちが残してくれたこの希望を持って乗り越えていきたいと思います。
いまは、お腹の子と少しでも長い時間を共にしたい、という願いとともに自然に流れてくるのを待つ日々を過ごしています。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
konasu